革命の日

時々来る質問メールの内容で割合多いのが「口の両端を固定して・・・」とか「口輪筋が・・・」とか「呼吸法が・・・」とか「喉を開けるには・・・」などに関連した質問が来ます。

もちろん私もその手の事柄に関して研究し実践してみた事はあります。

その結果は?

何ともなりませんでした。(-_-)

昔、有名な本だと思いますがフィリップ・ファーカスさんという当時のシカゴ交響楽団主席ホルン奏者の方が書いた「金管奏者のために」という本がありました。

その中には「呼吸法」や「喉をあけるには」などアンブッシュアや発声に関する体の動きとそのコントロールに関して詳しく記述されていました。

当時私は高校生でしたがその本を読んで一生懸命実践してみましたが上手くいきませんでした。

今だからわかるのですが、私はその本の内容を実践するようなレベルではなかったですし、色々誤解していたように思います。

あの本はプロの演奏家の方々が更なる飛躍のために使用するものであって私には不要な本でした。

仮にその本の情報によって上手くなれたとしたら私にとってトランペットとは「たくさんの事を考慮しながら吹かなければならない楽器」という事になってしまいます。

トランペットってそんなに難しい楽器でしょうか?

私は「吹けば鳴る楽器」だと思っています。そう、まるでリコーダーのように。

どのような楽器もそのようでなければ面白くありませんしこんなに普及しなかったと思います。

私自身に「革命」が起こる前夜、私はそのように考えたのです。

そして次の日、革命は起きました。

「自由」を手にしたのです。

何をやっても上手くいく。全てが自分の思っている実力以上!

あの時は何かこう・・・泣けてきました。

全ての楽器に関して言えると思いますが「先ずきちんとした音を出す」事が重要です。

もちろん上手でなくてもいいのです。その楽器の音色を出すのが大事なんです。

でないと音楽が表現できないのです。

トランペットの音が出ていれば初心者でも簡単な「トランペットの音楽」を表現できるのです。

ちゃんとしたトランペットの音が出てないとそれは何だかわかりません。

「何でもいいからとにかく吹けばいいんだよ!」と言うご意見は、私のメルマガの読者のあなたは「チョット違う・・・」と感じるのではないでしょうか。

なぜなら実はあなた自身がが一番わかっているからです。自分の吹き方が、どこか違うことを!本当の音が必ずどこかにあることを!

今、まさに探しているのですよね。本当の音を。本当の吹き方を。

上手くなりたいのに上手くなれないでいる方々は何か一足飛びに上手くなるキーワードのようなものを探しているのでしょう。

「そんなもの、あるわけないじゃん」って、思いますか?

 

■編集後記

気がつけばもう12月、師走です。

毎年思う事ですが昨年より更に時間の流れを早く感じます。

そんな中でいつも私が思うのは

「やらないで後悔するよりも、とにかくやってみよう」です。

でもそのおかげでとんでもなく時間が無くなっていきます。

やはりやりたいことを一つか二つくらいに絞って集中した方がいいようです(-_-)

私は睡眠時間を削ってまではやりません。

なぜなら「睡眠」こそ、私がやりたい事の一つだからです。

心と体のバランスを保ちながら「アイデア」を生む柔らか頭を維持するのにどうしても必要なのは

「睡眠」

だと思っています。

「小さい子は寝て育つ」といいますが大人だってそうではないでしょうか?

1日は24時間!

その三分の一の8時間を睡眠に使うのは「もったいない!」と思いますか?

その日のうちにどうしてもやりたいことはあるかもしれませんが「どうしてもやらなければいけないコト」って意外と無いものですよね?

その「やりたいこと」のためにその日以降2~3日は何かぼ~っとして調子が悪いです。

やりたいことのために数時間寝る時間を削ったために2~3日、時間にして48時間~36時間をムダにしてしまう事になるのです。

私は無為な時間を過ごすよりは残り三分の二を充実させるために8時間寝ます。

充実した今日の積み重ねが「充実した人生」となる!と信じているからです。