トランペット上達法!・・・毒にも薬にも

むか~し、私がまだ高校生だった頃、その高校の先輩に「伝説」になるほど凄く上手い先輩が何人かいました。

そのうちの一人は高校生なのにプロの先生にレッスンをしていただいていたそうです。

その当時の演奏を聞くとなるほど!

バンド全体のレベルから一人だけ飛びぬけているので非常に目立ちます。

「カッコイイ!」を通り越して「素晴らしい!!」と感じました。

しかしその先輩もプロの先生に習うまではそれほど上手ではなかったそうです。

ですから私は「あぁ~俺もプロの先生に習う事が出来ればなあぁ~」と思ったものです。

その当時はプロの先生のレッスンにおいて「上手くなる魔法」を教えていただける!

と勘違いしていたんですね。

プロの先生のレッスンを受けた事のある方はわかると思いますが、先生は外側から見える部分に関して不適切な部分を指摘し、注意を促します。例えば息を吸う時は肩が上がらないように、とか、ベルがちゃんと前を向くように、とか、舌突きの際、口がモグモグ動かないように、など。

それ以外は「音楽」に集中します。

初心者はともかく、中、上級者に関しては音楽的に演奏できるように指導します。

その先生に「師事する」と言うのは、

「その先生の音楽を学ぶ」

と言う事に他ならないのです。

この世の中に、一足飛びに上手くなる「魔法」は無いとも言えます。

トランペットは音楽的に吹こうとする努力の過程にて上達してくるものなのかもしれません。

しかし、上手になる方の中には「ある日突然、急に上手くなる」方もたくさんいらっしゃいます。

これは私の体験からして「楽器を効率良く鳴らすコツ」をその時に掴んだのだろうと思います。

楽器を効率よくならせると以前と比べてどうなるか?

良く通る大きな音が出る
美しい小さな音を出せる
音抜けがいいから少ない労力で演奏できる
長時間、演奏できる

などの他に、付帯的に

スパッと音がでるのでリズムがよくなる
舌突きが上手くいく

という風になります。

こうなるとダイナミクス、抑揚、規則正しさが格段に良くなるので後は「音楽性」や「音程」に留意するだけとなります。

先生は奏法に関してはあまりあれこれ言いません。

なぜならそれは「とても危険」な事だからです。

私の作ったテキストは敢えてその「とても危険」な領域に踏み込んでいると言えるでしょうね。

ですから購入された方にとっては「毒」にも「薬」にもなります。

 

■編集後記

先日、たまたま私のメルマガ配信スタンド「メルマ」のバックナンバーを調べる時に気がついたのですが、「SCORE!」が「64点」と点数が入っていました。

どなたか存じ上げませんが投票くださりありがとうございました(^o^)/

このメルマガ、あまり計画性は無く、いつも思いつくままに書いているのですが何かお役に立てたのでしょうか。

私は、以前の私のように「上手くなりたい」と強く願い、考え、行動される方を敬愛しています。

ソレこそが人間の持つ「パワー!」に他ならないと思うからです。

そしてそのようにすることで、そんなあなたにきっと、「力になりたい」としてアドバイスをくれる方、協力してくれる方なども近くにいらっしゃる事でしょう。

そのような方との関係を大事にしてください。

演奏が上手いか下手かなんて大したことではありません。

結果的にトランペットが上手くなるのと、力になってくれて協力してくださる方との関係と、どちらが大切か?なんて・・・・

言うまでも無いですよね?