トランペットはバンドの要

以前、メールを頂いた方で、指揮者の方に

「もっと楽器を鳴らしてっ!もっと!もっと!もっと鳴らすんだっ!!なんで鳴らせないんだっ!!

と言われて泣いてしまいました(;_;)

と言う方がいました。

日本には「吹奏楽コンクール」というものがありまして、全国の学生、アマチュアバンドのほとんどが決して無縁ではありません。

むしろこのコンクールでよい成績を収めるために活動するバンドが殆どでしょう。

まあ~その甲斐あってか吹奏楽のレベルは世界的に見ても非常に高いそうです。

個別の楽器においても古い知識で恐縮ですが私の若い頃はサクスフォーンなどはフランスと並んで世界一と言われていました。

多くの学生バンドの中には「コンクールバンド」というコンクールにおいて良い成績を収める事に傾注しているバンドもたくさんありまして、その練習中に指揮者、又は指導者に特定のパート、個人がやりだまに挙げられて泣いてしまう・・・

実はよくあることです。

かくいう私もその「コンクールバンド」に居たことがありますので良く判ります。

しかし冒頭の「なんで鳴らせないんだっ!!」は問題有りかなと思いました。

楽器が思うように鳴っていない、鳴らせていないことは実は演奏者自身が一番わかっているのです。
わかっているけど上手くいかない。

指揮者、又は指導者は演奏者を奮起させるため、あるいはもっと他の理由により多少きつい事を言う事もありますが、冒頭の発言は、指揮者自身の欲求不満を演奏者にぶつけているだけに過ぎないような気がします。

有能と言われる指揮者、又は指導者の方の中には色々な楽器に対する造詣が深い方も多くいらっしゃいます。

「もっと硬いリードを使ってみたらどうか?」とか「指がキーから離れないように」とか「音階練習を増やしてみてはどうか?」とか。教えてくれたりします。

しかし無能な指揮者、指導者を擁護するつもりはありませんが、バンドの中で出来不出来が最も目立つのもトランペットですので、トランペットの弱いバンドは選曲に気を使うでしょうしトランペットが目立たない楽曲というのは少し寂しいかもしれません。

つまりトランペットの強いバンドはトランペットだけでバンド全体のレベルを押し上げるほどの力を持っているともいえます。

バンド全体への影響力が大きい楽器ですからその責任はとても大きいかもしれません。

自身の練習も大事ですが新入生の指導の方もとても大切です。

がんばってくださいね。

 

■編集後記

先日、高校時代の同級生と会った時に「バックは昔から全然変わってないよ~」と申しておりました。

私がトランペットに打ち込んでいる頃もそのように言われるメーカーでしたが・・・本当でしょうか?

そういえばアメリカ人って「今までコレで結構売れてきたからこのままでいい・・・」的な考え方の方が多いと聞いたことがあります。

あくまで傾向のようですが。

それに引き換えヤマハは変化していますねぇ~

昔のカスタムはシルキーそっくりだったのに今はバックそっくりになってきているのではないでしょうか?

そんな中で未だにバックが一番人気だとすれば、数十年前に既に今のスタイルを完成させていたバックはやはり素晴らしいと言えるのではないでしょうか。

でも吹いてみるとチョット大きくて重いような・・

・・

これから楽器の購入を考えている方は実際に吹いてみるのが一番でしょうね~