トランペットに向いていないかも?

先日、メルマガの読者の方からこんなメールを頂きました。

~ここから~

初めてメールいたします。

私は中学生の時からトランペットを始めてから既に20年以上経ちますがなかなか上手くなれません。

現在もアマチュアのブラスバンドに所属して演奏はしていますが演奏するたびに自分の未熟さを苦々しく思うような状態です。

当然ながら上手な方に吹き方を見てもらったりプロの先生にレッスンしていただいたりした事もあるのですが、この苦境からどうしても抜け出す事が出来ません。

結局、私はトランペットに向いていないのではないか?と思っています。遅すぎるかもしれませんが・・・

そんな折、里屋さんのサイトに出会いました。

正直に申し上げると・・・悪く思わないで欲しいのですが、最初は「そんなに簡単に上手くなれるなら苦労はないヨ」と思いました。

でも・・・・どうしても気になって気になって(笑)

本とはいえ、1万円超えですし・・・

・・・中略・・・

里屋さんは上手くなるための理論というか特効薬をお持ちなのでしょうか?

長々と書いてしまってすみません。もし失礼がありましたらご容赦願いたいと思います。

~ここまで~

この方、以前サイトでご紹介した私の友人のBさんを思わせる感じの方でした。

私の出した返信は以下のようなものです。

~ここから~

こんばんは。里屋です。

メール、拝見しました。

私が販売しております「トランペット上達法」はサイト内で申し上げていますように、あなた様と同様に長い間、上手くなれなかった私が、ある日突然上手くなった体験を書き記したものです。

内容は、上手くふけなかった時と上手くふける時の決定的な違いを示し、どうすればよいか?という内容などを記述しております。

あなたは今までに、たくさんの方から指導をしていただき、書籍なども読んだ事でしょう。

でもどうしても解らない。解らないまま20年以上苦しんできたのですね。
私もそうでした。

私は「トランペット上達法」の中で、「トランペットが上手いかどうかなんて人間の人生においてはあまり重要ではありません」と申し上げております。

しかし、本音を申しますと、実は私にとっては違ったのです。
「プロになりたい!トランペットで自由になりたい!」という夢を諦めたあの時から、私の人生の時計はどこか止まっていたように感じます。

あの時は「オレはラッパ一本もまともに吹けない男なのか・・・」という挫折感というか劣等感というか。

しかしあの時から10年後に見つけた「ある事」によって飛躍的な奏法の進歩を遂げたあの日からは、トランペットの吹き方に対するわだかまりと言うか劣等感というか・・・そんなものがすっかり溶けて無くなって、あの日から私の人生の時計が動き出したような気がします。

私にとってトランペットの演奏が上手いのかどうか?と言う事は、人生の時計が止まるほどに重要な事だったのです。

その私の人生を動かしてくれた「ある事」を記述しているのが私の「トランペット上達法」です。

商品のお値段を気にされているようですが、参考までに申し上げておきますと、「金返せ!」「この内容でこのお値段ですか・・・」「逆にヘタクソになっちまったじゃねぇか!バカヤロー」といったメールは一度も頂いた事はありません(^^)

その逆のメールは今までにたくさん頂きました。

トランペットは早い方ですと吹き始めてから1年くらいで飛躍的に上達されて、「神童」などと言われたりする中学生などもいらっしゃいますが、何年も、何十年も苦しむ方もいらっしゃいます。

あなた様はとりあえず20年苦しんできた間、レッスンや書籍などに「投資」してきたと思います。

今回も「投資」なさってみてはいかがですか?

今まで何をどうしても上手くいかなかったのならば、何かのヒントになると思うからです。あなたと同じように苦しんだ私が書いた本ですからね。

私のために買ってください!なんて絶対に言いませんよ。
ご自分のために投資してはいかがですか?と申しているのです。

コンビニで「サッ」と買うほど安くないかもしれませんが、車や家よりは安いと思います(^^)

~ここまで~

この方はきっと、「買おうかな~う~ん、どうしようかなぁ~」と迷っていたのでしょうね(^^)
ですから誰かに「そっ」と背中を押してもらいたかったのでしょう。

だから押しちゃいました(^^ゞ

値段のことを言うと、普通の本だと思うとかなり高額な本ですが、レッスンや試行錯誤している段階での書籍などの購入金額よりは安いと思います。

たまにメルマガ読者から夜中に「私はトランペットに向いていないのでしょうか?」なんてメールを頂く事がありますが、私は「そんな事は決してありません」と返信いたします。

なぜ会った事も無い方にそのように言い切れるのか?

私がその「トランペットに向いていない」と思われる人の中の一人だったからです。

私はちゃんと生きてて(呼吸してて)普通におしゃべりできる方は皆、見事に楽器を鳴らすことが出来ると思っています。

トランペットを吹くのに唇の厚さや形状、歯並びなどは関係ない!と思っているからです。

それはトランペットが鳴る仕組みを考えると解ります。

例えば扇風機などの前に薄いビニールのテープのようなものを垂らすと、あるポイントで「ビー」っと振動しながら音が出るときがあります。

あれこそが正にトランペットが効率よく鳴っている時の唇のようなものだと私は思うのです。

唇の振動とはつまり、勢い良く出ている息の流れに唇がたなびいているような状態だと思うのです。

そのような状態を作り出すのに唇の厚みや形状、歯並びなどはあまり関係ないと思っています。

そういう状態を作り出すことが出来る方は楽器がよく鳴る。よく鳴るから練習した事がドンドン身につく。

そういう状態を作れない方は楽器が鳴らない。鳴らないから何をどう練習しても身に付かない。

と言う事だろうと思います。

まあ通常であれば鳴らないながらも必死に練習しているうちによく鳴るツボを知るのかもしれませんが、わからない方もたくさんいらっしゃいます。

「トランペット上達法」はそのような方のための「本」だと思っています。

 

■編集後記

メールの紹介ばかりで恐縮ですがこんなメールを頂きました。

「今度私の学校にバンドを指導してくれる講師の先生がいらっしゃるのですが、そういった先生が使う専門用語など教えていただけませんか?」

私はこのように返信しました。

~ここから~

こんばんは。里屋です。

先生が使う独自の音楽用語で意味がわからないときはその先生に質問しましょう。

また、先生が来るまでに、先生に指導していただく楽曲の中の表記に関しては「楽典」で調べておいて楽譜などに全て書き込んでおきましょう。

そうでないと、その講師の先生に「なぜ調べないんですか?」とその辺を突っつかれます(笑)

講師の先生は皆さんに「やる気」があるかどうか、とても気になるものです。

やる気の無い者に教える気は無いのです。

「調べる努力」をキチンとやっているかどうかを講師の先生は鋭く見るでしょう。

逆にやる気のあるバンドには熱く指導してくれるのは言うまでもありません。

あなた方に出来る事を全て先に行ってから講師の先生をお迎えしましょう。
それが講師の先生に対する「礼儀」です。

また講師の先生をお迎えした時に「こんにちは」「よろしくお願いします」「ありがとうございました」「はい!」などのハッキリとした挨拶や返事も忘れずに。

~ここまで~

今、コンクールの地方予選などが行われているようですが、コンクールで上位に入る学校はほとんどこの挨拶や返事がいいものです。

知らない人が部室の外で聞いていると「一体この中で何が行われているのだろう」と思うくらいです。

この辺は常に厳しく統制されています。

バンドの演奏を統制させるには先ず演奏以外から・・・と言うわけです。

また、調べる努力も大切です。書き込みが多すぎて楽譜が真っ黒になる方がいるくらいです^^;

自分で調べるから覚えますし身に付くのです。

上記のメールでは「講師の方をお迎えするにあたって」と言う事ですが、バンド内の方、一人一人が普段からそうでなくてはいけません。

「あなた」はバンド全体のための「一人」なのです。「自分ひとりくらい出来なくても・・・」とは絶対に思わないでください。

なぜならバンド全体の「栄誉」はあなた一人の栄誉でもあるのですから。