ブレスコントロール

ブレスコントロールという言葉は声楽や管楽器などの指南書などに必ず出てきますが、それは一体何か?
ここでは音の強弱としてだけお伝えします。

息を使って音を出す声楽や管楽器などは音の大きさを吐き出す息の増減で調節します。
ロングトーンした時に大量に息を吐けば大きな音になり少量に抑制すれば音は小さくなります。
演奏の際は音に強弱をつけますのでブレスコントロールの必要性は必須となるわけで、誰しもブレスコントロールから逃れることは不可能ということになります。

具体的にどのようにコントロールすべきか?

音楽というものは低い音よりも高い音を大きく演奏します。image9

これはもうそういうものと捉えて下さい。歌手や楽器演奏者の演奏をよく聞いていただくとわかりますがそのように演奏していますし、そのように演奏された音楽はとても自然に、違和感無く聞こえます。

そこで下の「ド」の音を出すエネルギーを「1」とすると
1オクターブ上の「ド」を出すには2倍の「2」のエネルギーが必要としましょう。
しかし「高い音は低い音よりも大きく」という条件からいくと2のエネルギーでは音のボリュームは低いドと変わらないと思います。ですから低いドよりも大きなボリュームで1オクターブ上のドを2倍のボリュームで演奏するには4倍のエネルギーが必要だと私は考えています。

そうした前提であらゆる音にブレスコントロールを施します。

 

あらゆる音にブレスコントロールは可能なのか?

可能です。全ての演奏家の方々がちゃんと行っていることですからね。
クラシック系トランペット奏者の方々が難しいソロ曲などをいとも簡単に演奏して見せてくれるものですが、ああいう演奏は言ってみれば

「舌つきとブレスコントロールの妙技」

とも言えると思うんですね。ああいった演奏家の方々は、追求するとあそこまで行けるという「生き証人」みたいなものですね(笑)それにいつもブレスコントロールを意識することで演奏に抑揚が出てきます。ですからいつもブレスコントロールを意識しながら演奏しましょう。

ブレスコントロールはアンブッシュアを鍛える

実際に上記ブレスコントロールを施して演奏した方はスグに解ると思いますが、コレは結構

キツい!

アンブッシュアができてて小さな力で楽器を鳴らせる人はいいのですが、まだアンブッシュアを掴んでいない人にはものすごく辛いです。
もちろんアンブッシュアができててもキツいんですが、是非普段からそのように演奏して欲しいと思います。そうすることで益々アンブッシュアが鍛えられてドンドンパワーアップできます。